【テーマ】
~中国武術の生体力学的解説と実技~
・立ちと構え
・運足と歩法
・突き(拳・掌)~重さを出す
・蹴り
生命活動の基本である呼吸の仕組みを理解することにより、「気沈丹田」、「虚領長頸」、「尾閭中正」、「含胸抜背」など、中国武術の基本原理について理解が深まります。
【こんな方におすすめ】
・頑張って練習しているのに、上達している実感がない。
・練習の後、膝、腰、肩などあちこち痛い。
・身体感覚を相手に伝えるのに苦労している。
・一般参加者=初心者~初級者レベル
・安部塾塾生
【開催日時】9月10日(土) 10:00~13:00
【会 場】武蔵小山
【受講費用】6,000円
【持ち物】
・ウェア
・汗拭きタオル
・筆記具
・飲み物
などをお持ちください。
※デジタルカメラ・ビデオカメラ・ヴォイスレコーダー等、記録用機器の使用も可能です。
会場が毎回変更となります。
お申込の際に詳細をお送りいたしますので必ず事前のご確認をお願いいたします。
~主催 岩本和就氏より~
中国武術にも造詣が深く、身体操作法を指導されている安部塾塾長・安部吉孝先生による、中国武術学習者のための初の機能解剖学講座です。
普段は福岡を拠点に「中立的修正」をテーマに、機能運動学・機能解剖学・生体力学・筋肉連鎖・骨連鎖に基づく姿勢改善法・身体操作法・呼吸法を、研究・指導されています。
【人体は精密機械、繊細な操作が必要】
人体は筋肉や骨、神経、筋膜などの組織によって構成され、複雑な構造をもつ精密機械。
構造を無視した乱暴な動きをしていると簡単に壊れてしまいます。
だから機械を壊さないように機能を発揮するためには、構造を理解して構造に即した操作方法を覚える必要があります。
武術を学び始めて、上達したくて頑張って練習していたら、しゃがむのに膝が痛くなったり、肩が痛くて腕があがらなくなったり、長拳などハードな動きを要求される種目では、靭帯が切れたり、半月板が損傷したりなど大けがをしたということもよく耳にします。
現代において、敵から身を守るために武術を学ぶという人はほぼいないでしょう。
ライフスタイルとして武術を学び、生活を豊かにしたいと思って始めた人がほとんどなのではないでしょうか?
始めた理由は人それぞれでしょうが、楽しむために武術を始めたのにも関わらず、けがや痛みで人体の機能一部を失って、生活の質が下がってしまったのでは本末転倒です。
一生懸命練習したのに、努力と結果が反比例してはしまうのは、人体の構造を無視した、やってはいけない動きをしているのかも知れません。そもそも相手と戦う前に自滅してしまうのでは、格闘術とは言えません。
【武術の原理原則を正しく理解するために、解剖学という視座を手に入れる】
中国武術の動作は長い時間をかけて代々研究されてきた、身体を効率良く使って相手を制圧するための身体操作法と言い換えても過言ではありません。
解剖書などなかった時代には自分の感覚をたよりに、何年もかけて発展、継承されてきました。現代に伝わっている伝統的な中国武術の動きは全く無駄がなく、人体が限りなく効率的に使われています。
ただその習得には「功夫」という言葉が表す通り、長い時間がかかります。
正しく習得するためには、正しい方法に則った正しい努力が必要です。
動作の理解でつまずいてしまえば、何度練習を重ねても成長に結びつかず、無駄な努力をしてしまうことになります。
ここで正しいやり方を伝えて、受け取るために解剖学という知恵が役に立ちます。
武術同様に先人が長い年月をかけて、たゆまぬ努力によって築き上げられた叡智です。
中国武術の学習者にとって解剖学を学ぶことは、人体を複数の視点ら対象物をより立体的に捉えることを意味します。人間の目と同じように1つの目でみるよりも2つの目で見た方が、対象物を立体的に見ることができます。
今回の講座をきっかけに、解剖学が武術の習得にどれほど有益なのか体験頂き、自らの技術の向上や、次世代の育成に貢献に繋がることを願っております。
【講 師】安部吉孝先生
安部塾HP:https://abeyoshitaka.jimdo.com/
安部吉孝ブログ:http://yoshitakaabe.blogspot.com/
Facebook:https://www.facebook.com/yocchan1968
twitter:https://twitter.com/yocchan19681
【参加費について】
【お振込先】
※ゆうちょ銀行の口座をお持ちの場合
ゆうちょ銀行
【記号ー番号】 10190ー84029141
【なまえ】タグチ トモミ
※他の金融機関からの場合
ゆうちょ銀行
【店名】〇一八(ゼロイチハチ)
【店番】018
【口座番号】普通 8402914
【なまえ】タグチ トモミ
※参加費の前納(入金)をもって参加申し込み完了といたします。尚、原則としてキャンセルは認められません。当塾の都合により講座が開催できなかった場合のみ、返金させていただきます。